Bridle Leather

| 2017.01.25

普段はメールやFaxでやり取りしている仕入れ先へたまたま立ち寄った時、
数枚の革を広げ、見せてくれました。

「あたらしい革!どうです、コレ。“Modern Bridle”っていうんだよ。」

え?!ブライドル、にしちゃ蝋(wax)が少ないようだけど・・・。

「そう、それが特徴なの。ライト感覚。いいでしょ?」

・・・いい!!

その時から2年ほど経ちます。昨年の展示会で追加した型は
HandleTote と ZipWallet。

ブライドルのアイテムたち

質実剛健のイメージでこの種の革はMen’sのバッグ・小物によく使われますが
気軽に普段使いできるものとして、
見た目・重さ共にできるだけスッキリさせようと試みています。

どっしりとして強い色調で展開されることの多いブライドルレザーの中で
やわらかい色がありました。“TAN”。ふんわりと軽い色味です。

TAN

ロットによって微妙に異なる色合いや光沢。
手にした時の硬さにも個体差があります。

ブライドル製作中
        
昨年、革入荷でトラブルがあり納品がだいぶ遅れてしまいました。
ご迷惑をおかけし申し訳ありません。順次生産してまいります。


Combi なもの

, | 2016.09.13

今春受注分の秋冬納品が始まっています。

数多くオーダー頂いた商品の中にCombiPurseⅠ、Ⅱがあります。
カードホルダーが取り外せる、ポーチのようにハンドルがついた長財布は別名〝スマホWallet″と
コインケースが取り外せる簡易財布。

財布の既成としてはやや変形のサイズに作りました。
必要+〝ちょっとした何か”が入るようにする為です。
コンビパース

去る5月、RECTOHALLさんでの受注会の様子です。
自然光が差し込む静かな空間で、アンティーク家具・雑貨と共に全型が並びました。

レクト店内 レクト ディスプレイ 広がる小物

初夏ということもあり、限定色として少しだけブルーも。

レクト シャツと青

ありがとうございました。


〝リバース″という革

| 2016.06.17

革の裏面(床面)に毛足を寝かせる等の特殊な処理をしたもので、
この革で作る場合、通常は表面(銀面)を使わずに床面を使います。

床面なので小さな血管の跡が随所に表れ、また銀面には元キズや虫食い・シミもあります。

キズの多さは非効率・不均一を生みますが、適度な厚みとハリがありまた含まれるオイルにより
しなやかさも兼ねているところなどはベジタブルタンニンなめし(バケッタレザー)の良さを
伝えてくれます。

製造元は、それの代表格であるイタリア老舗タンナーのバダラッシ=カルロ社。

バケッタレザーだけが〝良質″とは云えませんが
手にした際の手応えから伝わる質感は、やはりこの革ならではといったところでありましょう。

リバース表面IMG_5153
バケッタのリバースIMG_5166
傷もいっぱいIMG_5173

ロットによるブレはつきもの。
ツヤの出方(仕上がり具合)や色の濃淡も毎回微妙に違います。

 ロットで様々IMG_5177

裁断時、グリセリンその他を薄めた液を少し塗ってはガラス板で擦る、を繰り返して
シワに見える表面の凸凹と毛足の方向を均します。少し表情が変わります。

財布の〝顔″をフラットにするために・・・。

ひみつの配合でIMG_5198
磨きますIMG_5210
つやつやIMG_5228

床面と銀面を使い分けて作る LongWallet(SG-012) と CardCase(SG-014)。

ホック等でフラップを止める仕様にするかしないか。
両方作ってみてしばらく寝かし、潔い方を選んでから5年が経ちます。

ウォレットたちIMG_5260

秋冬に向けての仕込みが一部完了。
商品のお届けは9月末予定です。

9月までお楽しみにIMG_5250